大判補植 無事完了!
- SHIBAC
- 10月26日
- 読了時間: 3分
季節がずっと進んでしまったような、そんな肌寒い雨が続く中、25日(土)も朝から雨で運動会は28日(火)へ延期になりました。色々なご準備を考えれば、大変残念なことではありますが、芝生にとっては幸運なことに、運動会前に大判補植ができることになりました。

現状、冬芝によって整っていますが、ベースとなる夏芝がほとんどなくなっている場所では、ちょっとした利用でも芝が直ぐに痛んでしまいます。特に正門側の大桜の下と、うさお前の短距離走スタート位置が、それにあたり、大判補植はそのためでした。
昨日25日の午後、境田先生が現状の芝を撤去する作業を、雨の中一人で行ってくれました。芝生を敷き詰めるため、冬芝も含め30mmほど表土を削り取りますが、機械の刃には、直ぐに桜の根がからみつきます。桜の木は浅根性(せんこんせい)といって、地表に近い浅い場所に根をはやします。このため、同じ高さにある芝生の根を押し除けるように縦横無尽に張り巡らされ、芝生のためにまいた水も肥料も、桜に大部分が吸収され、桜の旺盛な繁茂につながったように思います。
なぜ夏芝が枯れて、何も残らなかったのか。その証拠がしっかりつかめました。
雨の中しっかり準備していただいて、本当にありがとうございました。

前日まで国立競技場に敷き詰められた芝生を、60㎡超運んでいただきました。更に敷詰めの機械も回送してもらい、大きな面積の補植が、あっという間にできました。大判補植の様子をご覧ください。ちなみに、力仕事が多かったこともあり、以下の写真はブンちゃんと京介くんが撮影してくれました!こうして記録に残すことは、とても大事なこと。立派なお仕事を、ありがとうございます!

こうして、下地が整っていた大桜の下は、1.5時間ほどで終わり、お手伝いに来てくれた職人さんたち、そして大活躍の機械も、国立競技場に帰って行きました。本当にありがとうございました!
そして残ったシバッカリィーズの面々で、うさお前、短距離走スタート地点の大判補植へ移りました。
手掘りで74cm角(ロールの幅)を、深さ5cmで掘り揃え、寸法に切った大判芝を補植します。隙間なく、段差なく、ギッチギチに。短距離走を走る子どもたちの蹴りをしっかり受け止められるように。最後はブンちゃんと京介くんにも一箇所補植してもらいました。レンズを通して作業を見ていただけあって、しっかりできました!


寒くなるなぁ、雨だなぁと心配し、ケトルを持って温かいものをと準備した甲斐がありました。
仕事終わりの一服、最高です!

多くの方々の心意気が結ばれた芝生の校庭に、最後の助っ人 国立の芝生ロールが舞い込んで、運動会の準備が整いました。大いに飛び走り、力の限り応援し、歓喜に包まれる運動会が今から楽しみです!

























































































































































































