top of page

SHIBACCURRYS STORY:シバッカリーズの原点

S__21839877.jpg

□ スタート

 2021年初冬、千駄谷小学校コミュニティースクールにて、校庭を天然芝化するお話が、区の教育委員会からありました。渋谷区では長谷戸、鳩森小学校で実績があります。渋谷区一大きな校庭であるという不安はありましたが、挑戦することとなりました。校庭芝生化は東京都が推奨する「緑の学び舎づくり事業」の一環で、「芝生の活用と維持管理を通じて地域と学校とのきずなが深まり、地域の力を取り込んだ学校の活性化につなげる」という目的があります。そこで、千小校庭の芝生化にあたり新たな団体【シバッカリィーズ】が設立されました。

□ 子供たち自ら手をあげ、行動できる校庭づくり

 在校生の子どもたちは、校庭で過ごす時間が長く、誰より芝を観察することができます。また比較的若い卒業生たちも校庭の状況に詳しく、彼らが校庭の変化や異常にいち早く気付き、自ら手をあげ、色々な人と一緒にその原因を考え、実際に行動し、その作業(対策)に効果があったか観察し、また次の手を考える…。愛着ある自分達のグランドを守っていくという、唯一無二の経験から色々な学びが得られればと思います。また子どもたち主体の一方で、卒業生や保護者、地域で活動する方々など、老若男女が垣根を越えて、一緒に楽しく取り組めればと思っています。ご近所さんが日常的に挨拶を交わし、地産地消、地域の輪が広がれば更に素晴らしいと思います。

□ 相関関係

 学校+地域/有識者+PTAが一同に集うコミュニティースクールにご参加の方々に、シバッカリィーズ校庭芝生化推進協議会 評議会を兼務していただき、シバッカリィーズの活動計画(役員の選任や年度計画など)を俯瞰した立場から協議、議決いただくことで、学校の状況やニーズに最もフィットした運営を行います。

相関関係2025.jpg

□ SHIBACCURRYS:シバッカリィーズとは

 その名もズバリ「芝刈り」と、子供も大人も大好きなカレーライスを連想できればと考えた造語です。

老若男女、みんな大好きなカレーライスのように、肩の力を抜いて、愛される団体になればと思います。

マーク.jpg

□ 小学校は未来のコミュニティー

 6歳で巡りあった子どもたちは、これから80年近い年月、離合集散を繰り返しながら、折にふれ小学校の仲間と顔を合わせ、悲喜交々この街と歩んで行きます。その毎日の生活こそが未来の千駄ヶ谷・原宿界隈のコミュニティーそのものといえます。そんな彼らが色々な世代の、様々なアイディアを持った多様な人々と交流し、各々を尊重しながら、個性あふれる住み良い楽しい街を作っていくために、母校千小の芝生の校庭に集い、みんなの心の故郷を世代を超えて愛し育て守っていく。そうした温かくつながる縁側のような場所に、芝生の校庭を育んで行きたいと思っています。

□ 2026年度のシバッカリィーズ

 千駄谷小学校の校庭が芝生になって4年がたちました。昔の校庭は上級生しか知らず、多くの子どもにとって「千小の校庭」とは「芝生の校庭」を意味するようになりました。その校庭ではハダシでトンボを追いかけたり、座ったり寝そべったりして大空を見上げたりと、都心のど真ん中にあるとは想像もつかない、豊かで多様な楽しみ方が広がっています。春の補植では2年生の授業を中心に、他学年や放課後クラブの子どもたち、保護者の方々も一緒に作業し、3,000株もの芝苗を育て補植しました。夏には週3回刈り込みを行い、秋には青々と再生した芝生の上で運動会ができました。5,6年生の運動整備委員会の子どもたちは、毎週水曜朝 芝生のお世話を一年間がんばり、その様子を見た他学年の子どもたちも、一緒に作業をしています。サッカークラブでは、自主的にハダシの時間を増やしていただき、利用後のチョークライン消しが習慣となって、芝の成長や再生に大いに役立っています。

芝生の校庭から、子どもたちは色々なことを肌で感じています。芝は命ある植物であること。冬には元気なく枯れたように小麦色になってしまうけれど、愛情をこめてお世話すれば、青々とした気持ちの良い芝生が再生すること。そして最も重要なことは、自分が使うなら「誰かが」ではなく「自分が」お世話をしなくちゃダメだということ。

身近な自然やみんなで使う場所に感謝し、当事者意識を持って、自ら考え、行動する。そんな子どもが育つことを心から願った4年間が、着実に実り広がっていることを実感した一年でした。

今年は春の芝生を増やすため、春休み保温養生をして、放課後クラブ、サッカークラブは利用できませんが、初の試みに快くご協力いただいています。これが成功すればまた一歩エバーグリーンに近付きます。そして恒例となった5月からの補植、週3回刈込む夏の日々、一年間ひたすら続く目土などの地道な作業を、子どもたち、保護者の方々、地域の皆さんと一緒に心地よく楽しめればと思います。毎週日曜16時、そして毎週水曜7時半。老若男女みんなの芝生愛を持ちよって、さらに一歩進んだ5年目の芝生の校庭を楽しみましょう!

東京都渋谷区千駄ヶ谷2-4-1

シバッカリィーズTOIZM.png
bottom of page