補植苗の頂部カット&ビワ収穫
- SHIBAC
- 6月23日
- 読了時間: 2分

6/7に補植した芝苗は、この猛暑にも負けず、大きくスクスクと成長しています。芝は放っておくと上に伸びますが、その頂部を適当な長さで切り揃えると、上に伸びずに横に伸びます。こうして、およそ30cm間隔で補植した苗が、3週間かけて20cm(1日1cm)横に伸び、お互いに絡み合う。これが補植苗の植え込み間隔と、立ち入り禁止期間の根拠です。横に成長する苗が繁茂することによって、密度が増し、ベルベットのように、踏圧に耐えられる芝を育てていきます。

補植から2週間が経過した6/22の作業では、この頂部のカットを行いました。また苗に混じって芝に入り込んだ雑草も取り除きます。




作業が多かったので15時からに切り上げたせいで、気温がかなり高く、バテましたが、地味な作業をみんなでこなしました。派手な作業ではありませんが、こうした地味な作業への取り組み方に、かなり人間性が現れます(笑)。こうして腹を割って、お互いの絆が深まるのです。

そしてやっと一段落の後は、お待ちかねのビワ収穫となりました。梅と同じ、年に一度の自然のお恵みを、みなで収穫から楽しみ、しっかり分配して味わいました。摘果しないビワは、果肉が少なく種ばかりですが、味がとても濃密で、十分に楽しめるビワの収穫でした。

学校には多くの実りがありますが、放っておけばそのままゴミになってしまいます。自然の恵みに感謝して、みんなで分かち合う。これは芝の栽培も一緒ですね。これからも、こうした収穫を楽しみたいと思います。ご参加のみなさん、本当に暑い中おつかれさまでした!ビワさん、また来年!