5月中旬から芝は活発に動き始めました。主流だった冬芝が、気温の上昇に伴って衰退し、ベースにある夏芝が活発になっています。雨も適度に降って、芝生にとってはとても良い塩梅です。
さて先生方や子供たちと相談の上、校庭中央部の地肌が露見してしまった場所の、区画実験(立入禁止措置)を行いました。およそ2週間を経過した状況は以下となります。
2枚目の最初と最新を比べた写真では、地肌が露見したエリアが、およそ1/3ほどに縮減し、その他の場所の芝が、しっかり回復したことが分かります。キレイな夏芝が、青々と元気に育っています。先生方の粋な計らいで、あと1週間の区画延長が決まりました。来週の塩梅が、とても楽しみですね。
芝が活発になれば、シバッカリィーズの活動も増えます。耐久性があり美しい芝にするためには、芝刈りが欠かせません。芝刈りによって上への成長を止められると、芽数を増やし密度が高くなります。芝刈りによって葉が短くなる分、葉の数を増やして光合成を活発にする作用であると考えられます。この性質を利用して、こまめに芝刈りをすることで密度の高い絨毯のような芝生に仕上がる訳です。
平日午後15時スタートの部では、帰宅前に手伝ってくれる子供たちが増えています。みな自分の校庭に対する意識が高く、目を輝かせ真剣に取組んむ様子は、本当に素晴らしいです。6月からは完全に週3日、朝7時20分の刈込みでは、管楽器クラブの練習を聞きながら、朝日を浴びて爽快でした!
火木日を軸に、天気予報を見ながら、午後にしたり、翌日にずらしたりと、ご近所ならではの臨機応変で芝刈りを楽しんでいます。老若男女問わず、学校の芝生校庭を、自分たちで仕上げる楽しみを、ぜひ分かち合いましょう!それでは6月も、よろしくお願いします!
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