新しい芽生え
- SHIBAC
- 3 日前
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シバッカリィーズにとって、まさに「新芽がひらく」ような出来事が2つもありました!
①運動整備委員会
5,6年生の委員会活動として、運動整備委員会のみなさんと一緒に作業を行なっております。2年目になる今年は、年初から積極的なアプローチが多く、大変喜んでおりましたが、ある日担当の金子先生から「目土をしたいのですが、どんな配分で作るのですか?」とお電話がありました。

目土とは、黒土と砂を均等(1:1)に配合した土のことで、黒土の保水性と砂の透水性を持った土を作ることを目的にしています。苗作りでも、同じ土を使いました。そして子どもたちから自主的に「校庭の凸凹に目土をして、芝の部分的な劣化をおさえたい」というアイディアから、日常的に目土を行うことが決まったそうです。
自分たちで考え、自分たちで実行し、結果からまた次のステップへ。まさしくシバッカリィーズ発足当初の理念そのままの行動が、自発的に子どもたちから出てくるとは。。もう泣けてきますね。自分のことのように、校庭を楽しみながら守る。そんな子どもたちの気概は、別の場所へも向きました。

南側の人工芝では、ヒマラヤスギのトゲのような葉が頻繁に落下し、人工芝の間に入り込みます。この葉が、足の裏に刺さることがままあり、これをなんとか防ぎたいと、運動整備委員会の有志が、掃除をすることに。自分たちの愛する環境を、さらに良いものにする。人任せにせず、自分で行動する。
すばらしい新芽が開いて大きく成長しています!嬉しいですね〜。
②新たなシバッカリィーズの仲間
シバッカリィーズの由井さんが、学習院大学で担当しているボランティア論の授業に、ゲストとしてお招きいただき、少々お話をしてきました。シバッカリィーズが誕生した背景や、その真髄、そして今後の目標などについて、由井さんにお導きいただきながら、とても楽しい時間でした。
聴講した学生さんから、たくさんの嬉しい感想をいただきましたが、その内のお一方が、なんとその週の日曜日の活動に、遠路はるばる参加してくれたのです!実際に自分の目で見て、シバッカリィーズの雰囲気を肌で感じたいとのこと。その行動力、嬉しいですねぇ〜。一通りの作業を体験してもらい、お決まりのポーズでみんなと写真を撮りました。


暑い中でも、芝生に座ると、やわらかな感触に癒されます。吹き抜ける風の心地よさを感じます。そのなんとも言えない気持ちよさを感じたならば、その先にはボランティアを超えた時間がまっています。その全ては、自分で試そうとする一歩から始まります。その素晴らしい一歩に立ち会えて、本当に嬉しいですね。